2020年に保育士試験を受験しました。
今回は、受験時の体験記を書こうかと思います。
受験の動機
受験の動機としては、幼稚園教諭の免許を取得していたのですが教員免許の更新の関係で
免許の効力を失う前に保育士資格を取っておきたいと思ったからです。
結局、教員免許の更新制度が廃止になり、私はギリギリ更新の必要のない期間に該当していましたが…。
さらに、児童発達支援・放課後デイサービスの職員として働いていたので、保育士資格はあるに越したことはないと思ったのもあります。
(※幼稚園教諭や小学校教諭の資格で児童指導員の任用資格は得られますが)
受験してみた感想
社会福祉士の試験との比較
社会福祉士の試験を2022年に受験したので、同じ福祉系の資格試験ということで
自分なりに比較してみたいと思います。
どちらも範囲が広すぎる!
先日受験した社会福祉士も科目の範囲が広いと言われていますが、保育士もなかなか科目の範囲の広さですよね。
保育士試験も社会福祉士も科目数が多いのが合格率を下げている要因なんだな、と強く思いました。
それに加えて、保育士試験に関していえば、教育原理と社会的養護の同時合格科目(巷では、ニコイチ科目と呼ばれているらしいですね)の壁が試験の難易度をあげていると思います。
社会福祉士は高齢、障害、児童をカバーしているのでより試験範囲が広く感じますし、福祉全般と思うと納得感はありますが、
保育士は「子どもについてだけでしょ!」と思うと痛い目を見る、と感じます。
痛い目をみた問題
「子どもについてだけでない出題」の何が難しかったかというと、年金や社会保障についての出題や、栄養素や病気についてでした。
栄養素や病気については、子育てしているママさんであれば基礎的な知識はあるんだろうなあ、というのが正直な感想です。
一度、学生の頃に保育士試験に挑戦したことがありますが、特に年金や社会保障に関する問題が分からなさ過ぎてお手上げでした。
社会人になって、年金や社会保障について嫌でも考えるようになったので、
ようやく問題に向き合えたな、というのが正直な感想です。
どうやって勉強したか?
保育士試験は地道に過去問演習をして、余裕があれば2社以上の予想問題を解いてみる、
というのが一番の試験対策だと思います。
1社だけだと、問題の傾向が偏っている気がするので、2社以上をおすすめしたいです。
勉強法については、今後記事にしていきたいと思います。
受験会場で感じたこと
受験会場に行って驚いたのは、案外男性の受験者も多く、年齢層も広い!!ということでした。
それこそ、若い男性も受験しているのは驚きました。
やはり、放課後等児童デイサービスや児童発達支援の事業所で保育士が必置になったり、加算になるからなのでしょうか…。
ただでさえ、保育士が足りてないと言われているのに放デイでも必置ならば、本当に奪い合いだなと思ったり。
そして、勉強している教材に通信教育のものを使っている方が意外と多かったです。
通信教育は効率的で、無駄のない勉強ができると思いますが、独学でも十分合格できます!
私も独学です!
試験を終えて
保育士試験は無事に合格できましたが、「社会的養護」はギリギリ6割で滑り込みました。
不適切問題などがあり、自己採点と点数が変わってくることがあり得ます。
ですので、合格ラインがギリギリだという人も諦めずに、実技試験対策をすることをおすすめします!!
合否が来てから実技試験対策は思った以上に、時間の余裕がなく十分な対策ができません。
2日開催の試験なので大変ですが、過去問演習が合格への近道だと思います!
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