こんにちは!あるかんです。
今回は、ど文系の筆者が基本情報技術者試験に独学で挑んだ話をします。

勉強法や失敗談を中心に記事にしていきますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
ど文系はSEになるために基本情報技術者試験を受験した
そもそもなぜ、ど文系の私が基本情報技術者試験を受験しようと思ったかというと、システムエンジニアになるためでした。
IT企業に就職し、就職前にITパスポートを取得しました。
(ITパスポートの資格取得編は、こちらから!
しかし、会社からはシステムエンジニアになるなら基本情報技術者試験に合格しようね、という目標を掲げられました。
というわけで、基本情報技術者試験を受験しようと決めました。

会社のランチスペースに資格取得者一覧があり、SEとして働いている人はほぼ基本情報技術者の保有者でした…。
無言の圧力。
ど文系は独学で基本情報技術者試験に合格できるか?
結果から言うと、2回目の受験で合格できました。
現在は、基本情報技術者試験もITパスポートと同様にパソコンを使って試験を受けますが、筆者が受験したときは、まだマークシートでした。
新試験も科目A・科目Bの同時合格が必要ですが、旧試験も同様に午前・午後の試験を1回で両方合格しなければなりません。
1回目の挑戦
午前・午後両方とも合格しないといけないので、勉強の比重としては午前:午後=50:50で取り組みました。
午前:午後=50:50の勉強の比重が失敗でした…。
結果、午前試験は合格点に届きましたが、午後試験は合格点に至らず。
午後試験に勉強の比重を置くべきでした。
旧試験だと、午前よりも午後の試験の方があきらかに難易度が高かったのです。
午前試験と午後試験の難易度を把握はしていましたが、午後の試験対策にかける時間が圧倒的に不足していました。
2回目の挑戦
勉強時間の配分を考え、勉強の比重としては午前:午後=30:70で取り組みました。
午前中の問題は、平日の仕事の昼休み中にアプリで問題を解くのみ。
正直、ITパスポートの問題とそこまで大差ないので復習がてらという感覚で取り組みました。
午後試験については、過去問題集をひたすら解きました。
しかし、過去問題集だけでは足りず失敗しているので、分野別に詳細に解説されている参考書を買いました。
参考書では解答テクニックが紹介されているので、読み込んでいくと解けるようになりました!
休日は時間を意識して、直近の過去問を午前・午後両方解いていました。

旧試験の午後は時間が足りなくなります。確実に。

結果、2回目の試験で合格することができました。
最初から午後の試験問題対策に重点を置けば良かったんだ…。
勉強期間は?
勉強していた期間は、1回目2回目ともに半年くらいです。
ITパスポートの勉強の貯金があったので、1年くらいかけて合格できたと思っています。
ITパスポートの貯金がない状態の、ど文系筆者だったらもっと時間がかかったでしょう…。
ど文系でも基本情報技術者試験は合格できる!
正直、基本情報技術者試験と聞くとバリバリの理系でないと合格できない…と思う方が多いと思います。
そんなことはありません。
だって、筆者は高校入試で数学15点、理科20点(60点満点中)のど文系ですから!
結論としては、解答するためのテクニックを学べば合格できます。
そして、テクニックを身につけていくうちに問題の本質や考え方も身に付くのではないでしょうか。

じゃあ、その解答テクニックを何で学ぶのかというと、苦手分野に特化している参考書がいいと思います。
通信教育もありますが、独学で合格できます、大丈夫!
どんな参考書がいいか?
新試験でいうと、アルゴリズムがど文系の敵になるでしょう。
こんな参考書はいかがでしょうか。
Amazonはこちらから。
だいたいの試験は過去問演習でOKと考えているのですが、正直なところ基本情報技術者試験は過去問演習では足りません。
ですので、繰り返しになりますが、苦手分野を掘り下げた参考書を買ってテクニックを身につけましょう。
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
旧試験のことを中心に書いていますが、勉強法としては新試験になっても変わりないと思います。
解答テクニックを身につけるのが、合格への近道です!
考え方を身につけるのは後から着いてきます、大丈夫。

試験の話と少し逸れますが…
正直、IT関係に文系も理系も関係ないし、その人自体の向き不向きだと思います。
システムエンジニアに興味があるけど、文系だから…って諦めないで挑戦してみてください!
プログラミング言語もひとつの言語と捉えれば、文系の方が得意なのではないでしょうか?
新しい言語や文法を学んでいる、と思えば楽しいですよ!(筆者の体験談)
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