ITパスポートの試験日程は?合格率は?くわしく解説!

ITパスポート

今回は、ITパスポートの試験日程や受験料、合格率などの概要について記事にしていきたいと思います!

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

ITパスポートの概要!受験資格はあるの?日程と受験料は?

ITパスポートの概要と受験資格

ITパスポートとは、情報処理推進機構(IPA)が行っている国家試験です。

ITを活用する人が対象で、全ての社会人向けとなっています。

すべての社会人といっても、学生でも受験資格はありますので安心してください!

ちなみに、最年少合格者は7歳の小学1年生です。

あるかん
あるかん

小学生でも挑戦している人がいるということに、驚きを隠せません…

試験場所と日程は?

全国47都道府県で随時行われています。

詳しい試験場所と日程は、IPAのホームページに掲載されています。

ちなみに3か月先の予定まで掲載されていますので、都合のいいタイミングを選ぶことができますよ!

また、試験場所によりますが、午前・午後・夕方の3部制で試験を行っている場合もあります。

試験会場の席数に限りがあるので、早めの申し込みをおすすめします!

受験料は?

ITパスポートの受験料は、7,500円です。

受験料の支払いは、次の3種類の支払い方法から選択可能です。

・クレジットカー券
・コンビニ支払い
・バウチャー券の購入

バウチャー券とは、ITパスポートの受験料支払いに利用できる前売りの電子チケットのようなものです。

バウチャー券の支払代金は、銀行振込になります。

試験方式のCBTって何?

ITパスポートはCBTという試験方式で行われます。

CBTという試験方式は聞きなれない方も多いのではないでしょうか?

CBT方式は、パソコンを使って試験を行います。

ざっくり言うと、パソコン上に問題文と選択肢が表示されるので、問題を読んで画面上で選択肢を選んでいくというイメージです。

計算問題用の計算用紙や筆記用具は、試験会場にあるものを使用できますので、「計算用紙とかメモとかできないの?」という不安は解消されるのではないでしょうか。

CBT試験の体験はIPAのサイトから可能ですので、試験前に確認してみたい!という方は、アクセスしてみてください!

CBT試験の感想としては、マークシートが電子化しただけという感じです。

マークを塗りつぶさなくていいので、個人的には楽で好きです。

見直しや戻ることも随時可能ですよ!

試験時間や合格基準は?

ITパスポートの試験時間や合格基準は次の表の通りです。

試験時間120分
出題数100問
出題分野ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度
合格基準総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること
採点方式
IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいて解答結果から評価点を算出

IRTという特殊な採点方式を用いているので、1問1点というわけではありません

つまり採点されるまで、合格点に満たしているのかがわかりません。

また、3つの分野それぞれで300点以上取る必要があるので注意が必要です!

受験料や申込方法~受験までの流れ!

試験の申し込み方法は?

ITパスポートを受験したいと思ったら、IPAのページから申し込みをしましょう。

インターネットでのみ受験申込が可能です。

利用者登録をしましょう!

初めて試験の申込をする場合は、利用者登録が必要です。

利用者登録には、メールアドレスが必要ですのでメールアドレスを用意しましょう。

登録フォームにしたがって、必要事項を入力したら登録完了です!

発行された利用者IDとパスワードは忘れないようにしましょう!

試験日程と場所、受験料の支払い方法を選択後、確認表を印刷しましょう!

利用者登録を終えたら、マイページから試験場所と日程、受験料の支払い方法を選択しましょう!

受験料の支払い終了後(※コンビニ支払いは店舗で支払った後)、確認表をダウンロードして印刷しましょう!

この確認表は、受験時に必要になるので絶対に無くさないように注意してくださいね。

印刷できない場合は、受験番号・利用者ID・確認番号をメモしておきましょう。

受験当日、受験番号・利用者ID・確認番号の3つを入力してログインし、受験する必要があります。
ですので、絶対に無くさないように気をつけてくださいね!

いよいよ試験当日!

必要なものは?

試験当日に必要なものは、次の3つです。

・印刷した確認表(印刷できない場合は、受験番号・利用者ID・確認番号のメモ)
・有効な期限内の顔写真付き証明書(原本)
・試験会場に持ち込めるもの以外をしまうカバン

確認表は、先述の通り、CBT試験を受ける際にログインするために必要です。

顔写真付き証明書は、パスポートや運転免許証、顔写真付きのマイナンバーカード、学生の方は学生証などでOK!

試験時には、ハンカチ、ポケットティッシュ、目薬、確認票、受験者注意説明書(会場で配布)、会場で用意する備品(メモ用紙、シャープペンシル)以外は机の上に置くことができません。

そのため、机上に置けるもの以外はカバンにしまっておく必要がありますので、カバンが必要です。

ちなみに私が受験した会場では、試験会場に入室する前に必要なもの以外はロッカーにしまうように指示されました。

試験開始から試験終了まで

受験番号・利用者ID・確認番号を入力して、ログインして試験を開始します。

試験開始後は、画面の指示にしたがって問題を解いていきます。

試験時間終了前に最後まで解き終わった場合は、解答終了ボタンをクリックすると採点が開始され、すぐに採点結果が表示されますよ!

ITパスポートの合格率は?

令和6年9月度のデータの合格率は、49.3%となっています!

細かい内訳をみると、社会人は51.5%、学生は38.7%の合格率でした。

また、非IT系の社会人の合格率は51.8%となっており、IT系の社会人の合格率(50.3%)より高くなっています

社会人の方が、仕事で扱う内容の出題も多いため合格率も高いのかなという感じがしますが、学生でも約4割は合格していることが分かりますね!

全体としてみれば、受験した半分は合格しているということが分かるので、挑戦しやすい資格ではないでしょうか?

また、情報系資格の入門資格でもあるのでステップアップにも役に立つでしょう!

まとめ

今回はITパスポートの試験概要についてまとめました!

これから受験しようと思っている方のお役に立てれば幸いです。

今回の記事のまとめです!

・受験資格はなし、誰でも受験可能!
・試験は全国で随時行われている
・受験料は7,500円
・合格基準は出題全体の6割以上の点数を取ること
 (各分野で3割以上の点数も取る)
・インターネットでのみ受験申込可能
・CBTというPCを用いた出題方式
・合格率は約5割

ITパスポートの勉強法受験した感想も記事にしていますので、読んでいただけると嬉しいです!

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